VOL.106 遊ぶ家、開く家。

LiVES 2019 AUG. & SEP. VOL.106

巻頭特集

開放感に包まれて暮らす

遊ぶ家、開く家。

住まいは毎日を楽しくする道具であり、ステージです。これからの季節は、家の外も家族の楽しみのスペース。デッキや庭などのオープンな空間で子どもたちが遊ぶ時間、アウトドアやバイクいじりなどの趣味を楽しむ空間、自然を感じながら、ゆったりと流れる時間に身をゆだねる開放感…。毎日に楽しみをプラスしてくれるアクティブ＆リラックスな住まいの好事例をレポートします。

・緑に包まれたガレージハウスでバイクとアンティークと暮らす
〈設計〉一級建築士事務所fuse-atelier＋武蔵野美術大学布施スタジオ

・屋根一面に緑が生い茂る田園風景と一体化した家
〈設計〉evergreen

・屋外スペースが立体的に連続。外を感じる都市住宅
〈設計〉古谷俊一／古谷デザイン建築設計事務所

・庭や軒下テラスで家族団らん。内外が連なる美術館のような家
〈設計〉arc-d

・家がいちばんの遊び場。地面と屋根と室内がひと続きにつながる家
〈設計〉ニコ設計室

・高低差8.5ｍの崖地が生み出すプライベートテラスの開放感
〈設計〉前田茂樹+木村公翼／ジオ-グラフィック・デザイン・ラボ

・室内の約3分の1がテラス。通年で使いこなせる内庭に
〈設計〉稲山貴則建築設計事務所

・街の公園のような人々が気軽に集まれる前庭のある家
〈設計〉横山浩之建築設計事務所

・ガラスで切り取る都市の風景にニュートラルな床を浮かべる
〈設計〉⼭路哲⽣建築設計事務所＋釜萢誠司建築設計事務所

◎アウトドアスタイル厳選４７アイテム

第２特集

懐かしさと新しさ

木使いの家

手触りや温もりなど、自然素材ならではの心地よさがある木。和風になったり、重くなったりしがちだけど、樹種の選び方や仕上げ方、他素材との組み合わせなど、工夫とセンスで洗練された居心地のよい空間をつくることは可能です。今回は、ナチュラルな素材感の中に新鮮な木使いが光る、さまざまなバリエーションの木の家をご紹介します。